お彼岸になると、おはぎ/ぼたもちを食べる理由 ♪♪

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秋のお彼岸の時期になったので、おはぎ を食べることにしました♪

 

日本人にはおなじみの食べ物ですが、外国の人からは 何で出来ているのだろうと不思議に思われるかもしれませんね。

炊いたもち米を小豆あんで包んだ和菓子ですが、ビーガンの人にも嬉しいヘルシーな食べ物だと思います。

 

そもそも、なぜお彼岸におはぎを食べるようになったのか調べてみました。

いろんな事を知ったうえで 味わうと、今までと違った世界が見えて楽しくなりますよ。

目次

お彼岸について

日本には毎年、 春と秋に「お彼岸」と呼ばれる時期があります。

昼と夜の長さが同じ時間になる日で、”春分の日”と”秋分の日”を挟んだ、前後3日間の合計7日間がお彼岸と呼んでいます。

 

仏教では、三途の川を挟んで西側に彼岸、東側に此岸があると考えられています。

昔の人は、太陽が真東からのぼり真西へと沈む春分・秋日の2日を”あの世とこの世が最も近づく日”と考えました。

お彼岸には先祖の霊が帰ってくると信じられているので、”お彼岸の期間に、先祖供養をする”という考えが広まったそうです。

 

”春分の日”と”秋分の日”は、国民の祝日となっています。

春と秋のお彼岸の過ごし方に違いはなく、お墓参りに行って、先祖供養をするのが一般的な過ごし方になっています。

お彼岸にお供えする「おはぎ・ぼたもち」について

お供え物には春と秋の違いがあって、春のお彼岸には こしあんを使った 『ぼたもち』で、秋のお彼岸には 粒あんを使った 『おはぎ』 になります。

 

春と秋であんこの種類が違うのは、春は保存した小豆を使うために皮が硬いので、皮を取り除いた”こしあん”を使っています。秋は収穫したての小豆なので皮も柔らかく食べられることから”粒あんを使っています。

それぞれの季節の花になぞらえて 呼び名を変えていて、『ぼたもち』は牡丹の花のように 若干大きく、『おはぎ』は萩の花のように小さくなっています。

 

最近では 一年を通して『おはぎ』と呼ぶお店も増えてきました。

「おはぎ・ぼたもち」をお供えする理由

小豆の赤い色には、魔除けの効果があると考えられていたことから、無病息災を祈っていたと言われています。

また、昔は大変貴重だった砂糖であんこを作り、これをもち米と合わせることで、ご先祖様の心と自分たちの心を”合わせる”という意味もあるそうです。

 

日本人として改めてお彼岸について確認してみると、とても素敵な習慣だなあと感慨深くなりますね。

 

素敵な一日になりますように💓  by Rie’s Kitchen

 

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